kumamoto

コース2

新玉名駅

モデル時間(イメージ) 10:30出発

玉名駅などにある左記のレンタカーショップにて、 まずは車をお借りください。


約40分


山鹿

11:10頃着 13:10出発

米米惣門ツアー

現在の山鹿市は、江戸時代に細川藩の参勤交代路として熊本と小倉を結んだ豊前街道の要所でした。また、温泉宿が多く、宿場町として大変賑わったそうです。大いに繁栄した山鹿には、もうひとつの顔がありました。それが、菊池川の水運を利用した"米の集散地"です。そのため、山鹿には「米」を扱ったり、原料とする商売が多かったとか。当時の目抜き通りである豊前街道沿いには、今でも酒蔵や味噌蔵、米蔵を改造したギャラリーなどが残り、往時の面影をしのばせています。この豊前街道を歩きながら、地元に住む方々が山鹿の歴史や酒造り・味噌作りなどについて軽妙な語りで案内してくれるのが「米米惣門ツアー」です。約1時間のコースのほか、豊前街道一帯から八千代座まで足を伸ばす2時間コースもあり、いずれも情緒あふれる山鹿の街並みを心行くまで堪能することができます。


 

八千代座

八千代座は明治43年に、商工業で財を成し、"旦那衆"と呼ばれていた山鹿の実業家たちが、1株30円の株を募って建てたものです。江戸時代の建築様式の粋を集めた芝居小屋ながら、ドイツ製のレールを使った廻り舞台など、当時としては最新の機能や工法を取り入れており、いかに山鹿の町が隆盛を極めていたかがうかがえます。その後も大正、昭和と人々に愛された八千代座でしたが、テレビの普及などにより一時は廃屋同然に。しかし、それを憂えた華やかなりし頃を知るお年寄りが中心となり、募金を集めて屋根瓦を修復。これがきっかけとなり、修復と復興が進み、昭和63年には国重要文化財に指定されました。現在では歌舞伎、芝居、落語、コンサートなどさまざまな催しが行われ、1年を通じて人々を楽しませてくれる"場"として見事に復活を遂げました。


このエリアで使えるクーポン

約30分


13:40頃着 15:40出発

鞠智城は、今から約1300年前、日本と中国大陸や朝鮮半島との関係が緊迫した際に、大和朝廷が西日本の防衛の拠点として築いた城の一つです。特徴的な八角形の鼓楼は、全国的にも大変珍しいものです。平成16年に「国指定史跡」に指定された鞠智城ですが、現在は「国営公園」化を目指して整備が進められています。敷地内には、出土品の展示やビデオ上映が行われている「温故創生館」のほか、地元の物産販売所やレストランのある「長者館」などもあり、多くの観光客で賑わっています。

 

菊池温泉

昭和29年に湧出した「菊池温泉」。これには、当時の長老の夢の中に出てきた白龍のお告げで、温泉を掘り当てたという神秘的な言い伝えが残っています。豊富な湯量を誇る弱アルカリ性で柔らかな泉質は、美肌・神経痛・リウマチなどに効果が。その泉質から別名「化粧の湯」「長寿の湯」と呼ばれ、特に女性に人気があります。また、1,000円で3カ所の温泉を楽しめる温泉手形「周湯券」も発行されているので、温泉街をそぞろ歩きながらゆったりと菊池の湯を満喫するのもいいかもしれません。


 

なりきり武者

水の出る基(もと)、つまり水飲み場のことを「水基」と呼び、親しんできた一の宮町が取り組む町おこしの一環です。豊かな湧水を多くの人に楽しんでもらうために設置された水基は10カ所以上。そのほとんどが阿蘇神社の参道近くに位置しているため、手軽な散策コースとして親しまれています。


約30分


菊池渓谷(車窓)

16:10〜16:40頃

菊池渓谷は、菊池市街地から東に約17キロに位置する自然豊かな渓谷です。阿蘇外輪山の伏流水が流れる渓谷が4キロに渡って続きます。夏でも水温が13度と低いため、"天然のクーラー"と呼ばれ、涼を求めて家族連れなど多くの人が訪れます。また、紅葉の名所としても全国的に有名で、渓谷沿いにはケヤキ、イタヤカエデ、イロハカエデなど約20種類に及ぶ広葉樹が生い茂り、10月下旬頃から赤や黄色に色づき、観光客の目を楽しませてくれます。渓谷の入口から菊池川の流れに沿って1周約2キロの遊歩道が整備され、名勝・竜力渕や黎明の滝、紅葉ヶ瀬など、変化に富んだ景観が、自然の持つ力の大きさを感じさせます。さらに、一帯は自然休養林に指定されているほか、菊池水源は「日本の名水百選」にも選ばれています。


約20分


黒川温泉泊

17:00頃着 [宿泊]

筑後川の源流沿いに、数多くの温泉旅館が軒を連ねる全国的にも名高い温泉地。各旅館にはそれぞれに趣向を凝らした露天風呂があり、「入湯手形」を持ってそれらをはしごするのも楽しみの一つ。地元の素材を生かした飲食店、土産に最適な小物が揃う雑貨店といったショップも点在し、通りを歩くのも楽しい。